スーツの専門家が明かす、デキるビジネスマンの仕事服の選び方 (1/4ページ)

新刊JP

スーツの専門家が明かす、デキるビジネスマンの仕事服の選び方(画像=松はじめさん提供)
スーツの専門家が明かす、デキるビジネスマンの仕事服の選び方(画像=松はじめさん提供)

普段、何気なく選び、何気なく着ている仕事服。
毎日決まったスーツという人もいれば、コロナ禍以降リモートワークとなり、カジュアルな服を着ているという人もいるだろう。

では、ビジネスマンの仕事服の「正解」とは一体どういうコーデなのか?
その答えを教えてくれるのが『リセット! 仕事服 新しい生活様式にふさわしい男の服選び』(技術評論社刊)だ。
豊富なイラストや写真とともに、ビジネスコーデの新定番を解説する本書には、いい仕事をするために、そして成功をするために必要な「武器」が詰まっている。

ここでは表参道のオーダーサロン「ボットーネ」のオーナーで、本書の著者である松はじめさんにビジネスコーデの新しい定番の中身、抑えておきたいファッションの基本についてお話をうかがった。

(新刊JP編集部)

■ニューノーマルの新定番は「セットアップスーツ」

――まずは今のビジネスコーデのトレンドから教えてください。

松:簡単に言ってしまえば「カジュアル化」というキーワードになると思います。これまでの「コレを着ていればOK」という文化から、バリエーションも幅広くなったというのが、昨今のスタイルです。

特に男性はスーツ、もしくはジャケットという暗黙の決まりのようなものがありましたが、急に働き方が変わり、リモートワークが導入されたり、多様な場所で働くことが認められるようになったりしたので、どこまでがビジネスウェアとして許容されるのかがまだ決まっていないというのが現状なんです。

今はそれをひと言で「カジュアル化」と表現しましたが、この「カジュアル」もすごく難しい。というのも、「カジュアル」のさらにその奥に「ラフ」というものがあるんです。

――「ラフな服装で」とよく使いますね。

松:はい。この「ラフ」の語源はゴルフの「ラフ(Rough)」で、フェアウェイの外の部分を指すので、「ラフな服装」というと「ビジネスウェアの枠外」ということになるんですね。

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