乳製品・動物性原料を使わない『植物バター』が思ったより濃厚だった!【プラントベース】 (1/3ページ)
近年、植物性代替食品が注目されている。動物性の原料を一切使わずに作られている食品のことで、健康や環境への配慮からも植物性を選択する人が増えている。今回ご紹介するのは『植物バター』。乳製品など動物性原料は一切使わずに、バターに劣らない濃厚なコクを生み出しており、次なるトレンド食材として注目しておきたい商品だ。
■マーガリンと違い、プラントベースで作られたSDGsなバター、その実力は?
マリンフード(大阪府)はマーガリン、チーズ、ホットケーキを主力とする多彩な商品の製造・販売を手掛ける食品メーカーだ。植物代替食品(プラントベースフード)は、健康意識への高まりや、SDGsの観点からも持続可能な食品として注目されることが多い。
当然、乳製品をたっぷりと使うバターは動物性食品。その動物性原料を一切使わずに作ったのが『植物バター』(160g・オンラインショップ価格 税込350円・2022年4月1日発売)である。
実は植物油脂が使われているマーガリンは、ほとんどの商品で粉乳や生クリーム、バターなどの動物性原料で味付けをしており、動物性原料を使用していることが多いのだ。メーカーによると『植物バター』はヴィーガン、フレキシタリアンの人に対応した商品だという。
そして一般的に植物バターと聞くと、マーガリンのようなややあっさりとした味わいをイメージするかもしれない。動物性原料を使ったバターと比べると、どこか物足りなさを感じてしまうものだった。そこを克服したのがマリンフードの『植物バター』だ。