アレもコレも「本物」です 能登半島の小さな街にある「宇宙博物館」がとにかくガチすぎる (2/4ページ)
「元々羽咋市は8世紀頃の古文書にUFOっぽいのが現れたという記述があり、それに全乗っかりでUFOの町をアピールしている。 当初はそのシンボルとして建てられだのがこの宇宙博物館、コスモアイル羽咋だ。しかし建物の建設に予算を使ってしまい、展示物にかける費用がない」

にいがたさくらさんが投稿した「小話」の詳細は、「コスモアイル羽咋」のウェブサイトで読むことができる。「UFOによる町おこし」の仕掛人となった高野誠鮮(じょうせん)さんのインタビューが掲載されているのだ。
それによると、高野さんは初め、博物館の入り口に実物大のロケットのレプリカを置こうと考えていた。
しかし、レプリカを設置するには1億6000万円かかる上、定期的なメンテナンスが必要になることが分かった。何せ羽咋は海が近いため、潮風でレプリカの鉄がすぐに錆びてしまうのだ。
展示物に使える予算は、2億円。レプリカだけでもそれほどの金額がかかるのなら、予算が全く足りない......。
借用書に、「10 decade」と書き込んださらに、その後見学に訪れたスミソニアン博物館での学芸員との会話から、彼は博物館には「本物の宇宙船やロボットが不可欠」だと確信することになる。
「こうなったら(展示物は)自分で集めてくるしかないので、単身アメリカに渡りました。NASAに頼んで本物の宇宙機材を借りて来ようと思ったんです。NASAの広報部長に頼んで収蔵庫を見せてもらったところ、月面・火星探査機『ルナ・マーズローバー』がありました。借りれるかどうか聞いたところ、『大丈夫だよ』と。さらに月の石もありました。これも貸してあげるよと。そんな調子でいろんなものを借りられることになったわけです。そして事務所で借用書のようなものに、何年借りたいのか記入する欄があったので、そこに『10 decade』と書き込みました。