源実朝 暗殺の謎。黒幕はなんと北条義時?三浦義村?それとも……【鎌倉殿の13人】 (4/8ページ)
三浦義村が実朝暗殺の黒幕だった?
では次に、実は三浦義村こそが実朝暗殺の黒幕だったという説も紹介。
犯行当時、公暁は実朝と一緒に義時の暗殺も謀っており、間違えて源仲章(みなもとの なかあきら)を殺害しています。
銀杏の木陰から実朝を狙う公暁。小国政「歌舞伎座三月狂言 鶴ヶ岡八幡宮社前の場」
義時は実朝の宝剣を奉持する役目を務めていたものの、直前になって「胃が痛い」と仲章に代わってもらったため難を逃れました。
公暁にとって義時は実朝以上にの仇(頼家を暗殺した首謀者)ですから、殺害動機は充分と言えるでしょう。
そして、実朝と義時が同時に死んで誰が得をするのかを考えた時、義時につぐ勢力を持っていた義村がその候補に挙がります。
義時さえいなくなれば、公暁を将軍に立てて自分は執権の座に収まる……そう計画していたのに、義時が難を逃れたため計画をバラされないよう公暁を殺したと言うのです。
義村は子の駒王丸(後の三浦光村)を公暁の門弟として送り込んでおり、その動向を逐一報告させるなど公暁を遠隔操作(それとなく誘導)していた可能性も考えられます。