巨人の守護神・大勢の勢いが止まらない!「プロ野球史上最強のストッパー」は誰だ!? (1/2ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
画像はイメージです

 ドラ1ルーキーながら、巨人の守護神に君臨する大勢(22)の“勢い”が加速中だ。

「5月25日時点での18セーブは、同じ1年目で大車輪の活躍を見せた昨季の広島・栗林良吏(25)を、はるかに上回るハイペースです。息切れも心配されますが、当の本人は“行けるところまで飛ばします”と意気軒昂です。V奪還となれば、セ界初となるMVP&新人王のダブル獲得も十分ありうる状況です」(在京スポーツ紙デスク)

 その活躍を受け今回は、球史に刻まれた新旧守護神たちをプレイバック。球界識者の証言を交え、レジェンドストッパーたちの“速イイ話”を紹介したい。

 まずは、その大勢から。交流戦に突入した5月25日のオリックス戦で18セーブ目を挙げ、現在、両リーグトップとなるセーブ数を記録している。

 この新人離れした右腕の活躍を「ここまでは完璧。100点満点」と大絶賛するのが、ジャイアンツ守護神の先駆けでもある、角盈男氏だ。

「なにより真っすぐが力強く、制球もいい。セーブ失敗でどうなるかと注目していたけど、そこも難なく乗り越えた。抑えに不可欠なマウンド度胸も持ち合わせていますし、彼に関しては何も言うことはないですよ」

 球団史上初となる、開幕戦初登板初セーブを皮切りに、7連続セーブ記録を挙げた大勢。その記録が途切れ、プロ初黒星を喫したのは、5月8日のヤクルト戦だった。

 だが、この“失敗”についても、角氏は「あれは捕手が悪い」と擁護する。

「いくら抜群だからと、狙い球を絞った打者相手に真っすぐを続けたら、そりゃ打たれますよ(笑)。彼には精度の高いスライダーもあるんですから、あそこは、もう少し配慮ができたはず。変化球でカウントを稼げるようになれば、肉体的な負担は減るし、シーズンを完走するためにも抜きどころは必要。そのあたりをアシストしてやるのも、先輩捕手の務めですよ」(前同)

■昨季の新人王・栗林も巻き返しを狙っている

 ちなみに、巨人の通算セーブ記録は、角氏とクルーンが持つ「93」。大勢は、この記録に挑むことになる。

「巨人の守護神・大勢の勢いが止まらない!「プロ野球史上最強のストッパー」は誰だ!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、村田兆治プロ野球エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧