違う種類の生物がよく似た姿形に変化する「収斂進化」は頻繁に起きていることが判明 (2/5ページ)

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 19世紀のダーウィンと同時代の研究者たちは、生物の解剖学的特徴や構造から進化の系統樹を描こうとしてきた。これを形態学という。

 だが現代の生物学者は、同じことを遺伝子(分子)の解析を通じて行おうとしている。そうした研究では、かつて近縁種と考えらえてきた種が、まるで違う系統であることが判明するのもしばしばだ。

 今回、英バース大学の研究グループは、形態学に基づく系統樹と遺伝子に基づく系統樹を、地理的な分布と比較してみた。

 すると遺伝子データに基づく分類の方が、生物の生息域とよく一致していることが明らかなったのだ。

 進化古生物学者マシュー・ウィルズ教授は、「進化の系統樹にはいくつもの間違いがあることがわかりました」と語る。

 「100年以上にわたって、生物は解剖学的な見た目に基づいて分類されてきました。ですが分子データは、かなり違うストーリーを伝えてくれます」

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・収斂進化は頻繁に起きている
 生物が生きる場所、すなわち「生物地理学」はダーウィンらにとって馴染み深い、進化の重要な証拠となるものだった。

 たとえば、ハネジネズミ、ツチブタ、ゾウ、キンモグラ、マナティは、姿も形も暮らし方もまるで違う動物たちだ。
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