どのぐらい偉いの?従五位、正一位…武将がもらう「官位」の種類が多すぎるので解説 (1/3ページ)

Japaaan

どのぐらい偉いの?従五位、正一位…武将がもらう「官位」の種類が多すぎるので解説

歴史小説や大河ドラマでは、よく出世したりすると「従三位」になったとか「左衛門尉」になったとか、肩書きらしきものを頻繁に耳にしますよね。

登場人物はきっと偉くなったんだろうけど、説明がないのでどの程度偉くなったのかがわからない・・・。

なんてモヤッとしたまま受け流している人が多いと思います。

束帯姿の伝源頼朝像(Wikipediaより)※束帯は公家の正装

源頼朝は最終的には征夷大将軍になりますが、最初の官位は「従五位」でした。徳川家康や豊臣秀吉は従一位(死後に正一位)という位を与えられています。

まず、公家と貴族の違いから説明します。

公家天皇や朝廷に仕える者全般を指す。
貴族公家の中でも五位以上の位階を持つ者たちを指す
公卿貴族の中でも三位以上に選ばれた者、参議に就いた者たちを指す。

公家の中でも重要な国政を担う立場の最高幹部。
公式にすると「公家=公卿>貴族」といったところでしょうか。

官位とは

まず頭に入れておきたいのは、官位とは「官職」と「位階」を合わせた呼び方だということです。
・官職の「官」
・位階の「位」
で官位なのですね。

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