ひらめいた!侵略種のアジア鯉においしそうな名前をつけて食べてもらう作戦 (1/5ページ)
[画像を見る]
アメリカでは侵略的外来種である、アジア原産の鯉が怒涛の勢いで増殖している。この鯉は繁殖力が強く、何十年にもわたり生態学的バランスを乱してきた。
現地ではアジア鯉(アジアンカープ)と呼ばれていたが、人種差別の観点から、昨年「侵略鯉(インベイシブカープ)」に名称変更する提案がなされた。
だがここにきて、新たな名前の候補が上がった。
外来種を減らす方法の1つは捕獲しておいしく食べることだ。ところがアジア鯉は、他の魚に比べて不人気だったことから、「じゃあ、おいしそうな名前に変えればよくね?」って流れになったようだ。
アジア鯉の名前を、「コピ(Copi)」に変更することで、おいしそうなイメージをアピールをすることで、より多くの人に食べてもらえるよう促すというのだ。
・アジア鯉を食べてもらうため「コピ」という名称が提案される
五大湖とミシシッピ川で増殖中の侵略的外来種、アジア鯉は、イリノイ州だけで毎年9000トン~23000トン捕獲され、中西部から湾岸にかけては更に多くの数が発見されるという。
これまで、連邦、州、地方の当局者は、アジア鯉を抑制して五大湖から遠ざけるために数億ドルを費やしてきた。アジア鯉がミシガン湖に大量に泳ぎ込むと商業漁業や観光産業を脅かす危険性があるからだ。
自然資源当局は、鯉を制御するための方法の1つとして、アジア鯉を使った料理の数々を長い間アピールしてきたが、あまり効果はなかった。
そこで今回、不人気だった鯉を、いかにもブランド魚っぽい名称「コピ(Copi)」と改名することで、消費量を増やし、個体数の管理レベルを可能にすることを目的としたプロジェクトが発足された。