生きながらにして死を経験し克服するチベット密教の瞑想技法「ポワ」 (3/3ページ)
一時期のチベットブームも落ち着き、テーラワーダ仏教やそこから派生したマインドフルネスなどが流行っているようだ。「気づき」「癒やし」などは日常生活には効果的だが抽象的観念的な印象がある。今まさに死を迎えつつある凡人には「ポワ」の具体的写実的な技法が示す、「リアル」な死後世界が救いになるのではないだろうか。
■参考資料
■「臨終に役立つポア瞑想」 YouTube(成就した者に空いた穴に茎を指す場面の視聴が可能)
■中沢新一「改稿 虹の階梯 チベット密教の瞑想修行」(1993)
■おおえまさのり『チベット死者の書99の謎』(1994)二見書房
■河邑厚徳・林由香里「チベット死者の書 仏典に秘められた死と転生」(1995)NHK出版