女子って怖い!平安文学『紫式部日記』から垣間見える和泉式部との文通エピソード【光る君へ】 (4/4ページ)
そんな事にも気づかないバカ女は、きっとロクな末路をたどらないでしょうよ!
……もう行間どころか紙一面にべったりと塗ったくられた悪意の海。何がどうしてそこまで嫌えるのか、凄まじいですね。
(一説には職場でいじめられたとか、主君同士がライバル関係だから……などと言われるものの、清少納言は紫式部が出仕する数年前に退職しています。もしかしたら、けっこう自由気ままに生きていた彼女への嫉妬≒憧れの裏返しなのかも知れませんね)
終わりにでも、ここまでハッキリしているとむしろ潔いというか、和泉式部に対する評価のようないやらしさはありません。
どうせ悪意を向けられるなら、真綿に針を仕込まれるより、真っ向から刀を突きつけられた方がまだ身も処しやすいというもの。
皆さんは、どっちがいいですか?(そもそも心の底から仲良しでいたい、というのが本音でしょうが……)
※参考文献:
石井文夫ら訳・校註『新編日本古典文学全集26 和泉式部日記 紫式部日記 更級日記 讃岐典侍日記』小学館、1994年9月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan