7月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティ (3/6ページ)
6月のユーロドルのボラティリティを見ると、中旬にボラティリティのピークを付け、中旬以外の相場ではどちらかというと低迷している。一方で、7月は寄り付きからボラティリティのピークを付け、極端に縮小することなく1か月間を通してハイボラティリティを維持した。欧州系の通貨ペアは、2022年から欧州景気のリセッション入りが不安材料として懸念されている。5日に起きたユーロドルの大幅な下落は、結果として7月中旬のパリティ割れの起点となった。全体的なボラティリティの推移から、欧州景気のリセッション入り懸念は、為替市場において非常に注目度の高い材料であると言える。
人気CFDのボラティリティ動向と取引量
人気CFD銘柄のゴールド(XAU/USD)、日経225(JP225)、ダウ平均株価(US30)
、原油(WTIOIL)を対象とした今回の調査では、6月と同様に、7月のボラティリティが最大になるタイミングは、外国為替市場と同じになる傾向が確認された。ただし、先月比や7月全体のボラティリティ推移を追うと、ボラティリティに恵まれた銘柄とそうでない銘柄に分かれている。特に7月は、日経225の動きが鈍かった一方で、WTI原油のボラティリティは先月に引き続き増加した。
JP225・US30は共にボラティリティが低迷
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3MzEzNyMzMDE3MjkjNzMxMzdfb3p5a1hVa3drWS5qcGc.jpg ]
日経225(JP225)は、人気のCFD銘柄で7月のボラティリティが最も低迷した銘柄と言えるだろう。7月のJP225の1日当たりのボラティリティ平均は約443pipsで、6月より100pips以上低下している。また、グラフから分かる通り、平均だけでなく最大値も大幅に低くなった。