7月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティ (5/6ページ)

バリュープレス

5日の日足は大陰線を形成し、7月中旬まで長く売られる相場の起点となった。また、7月末の引けでは大きく売られ、長い髭を付ける形で7月最後のローソク足を形成した。市場参加者の心理として、月をまたぐ形で原油のロングポジションを持つのは、未だリスクが高いと判断されたと予想できる。

総評

7月のボラティリティ推移からは、変化の少なかった5月・6月とは異なる動きも多く見られた。特定のファンダメンタルズ要因が意識されているというより、長く懸念されてきた欧州景気の後退が、市場参加者の心理に影響を及ぼしているのだろう。リセッション入りの可能性が現実味を帯び、為替市場ではユーロドルがパリティ割れとなった事実から、様々思惑が行き交いボラティリティにも反映された。また、欧州経済だけでなく、エネルギー問題によって加速する物価高騰も、さらなる市場参加者の混乱を招く可能性が高いだろう。

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