フィリピン株投資家に聞く 今、「フィリピン」に注目すべき理由 (2/4ページ)

新刊JP

さらに、フィリピンでもマニラのような大都市ではなく、郊外の片田舎が赴任地だったため、生活環境もストレスになっていました。妻も仕事を手伝ってくれていたのですが、夫婦ともども精神的に追い込まれてしまったんです。

――その中で「投資」、それも「フィリピン株」に出会ったのはどういう経緯だったのですか?

町田:そんな時にロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん貧乏父さん』という本を、パワハラ上司とは別の上司から勧められたんです。「お金に不安があるなら、これを読みなよ」という感じで。

当時は電子書籍も今ほど手軽に読める環境ではありませんでした。そんな中で日本語の本はすごく貴重で、とりあえず読んでみようと思ってページを開いたところ、「ラットレースから抜け出すためには収入の柱を増やしなさい」というメッセージに強い感銘を受けたんです。

さっそく動き出すわけですが、本当は日本の不動産や株式から始めたかったんです。でも、住民票を抜いていたので、銀行のローンも引けず、日本の証券口座も開設できず、結局フィリピン現地でできる投資しか選択肢がなかったというのが経緯です。

――すぐにフィリピン株への投資は始めたのですか?

町田:すぐだったと思います。ただ、フィリピン株の売買をするための証券口座の開設ですとか、株式売買の方法を調べるのには苦労しました。インターネットで検索をかけても情報がほとんど出てこなくて、直接関連会社のオフィスを訪問して話を聞いたりしていました。

――本書にも「デメリット」として詐欺まがいのことをする業者がいるということが書かれていました。町田さんは本当に情報ゼロからスタートしていて、実際に詐欺被害にも遭われています。やはり始めた当初は手探りで、恐怖感もあったのではないでしょうか。

町田:それはありました。本当に口座が開けるか分からなかったですし、入金したお金が着金するかも分からなかったです。でも、やるしかないわけで。それに最初から大金を投資するつもりは全然なくて、恐る恐る少額でトレードを始めていました。

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