出世に興味がない女性が契約社員から管理職になった話 (4/6ページ)
なので、実際にブランドの方に提案する際には、自然と話せるように成長しているんですよね。
なるほど……。実践の中でプレゼン力を身につけているのですね。では、企画はどのように発案されているのでしょうか? 北嶋さん流のアイデア集めのコツなどあったら教えてください。いろいろな方法があると思いますが、私はインターネットでトレンドを調べた後 、自分の目で見て検証しながらアイデアを集めていますね。ネットの情報はすぐ手に入りますが、世の中のみんなが本当に知っている情報かは分からないんです。なので、本当に流行っているのかを街に見に行って確かめています。
洋服の買い物と近いですかね~。ネットで見て「かわいい」と思ったものをお店に見に行く感覚ですね。
北嶋さんは、200万部の大ヒットを記録している「カップコーヒータンブラー」シリーズを開発されたそうですね。すごく画期的なアイテムだと思いますが、この商品も先ほどのようなアイデア集めの中で生まれたのでしょうか?ある時、コンビニで販売するマルチメディア商品を企画することになったんです。その時に、自分が一番コンビニで買うものってなんだろうと考えたら、アイスコーヒーをよく買っていることに気づきました。
企画を考える時は、ちょっと嫌なことが改善されるということをポイントに考えていて、コーヒーを買って嫌なことって結露だなと気づいて……。既に男性向けにお酒を飲むようなタンブラーを発売していて好評だったので、女性向けにコーヒーカップごと入れられるタンブラーを作ったら便利なんじゃないか。そして、コーヒーと一緒に買えるコンビニで売ったらいいのでは、と思ったことが発端です。
なるほど! 一緒に買えるって重要ですよね。ご自身の生活がアイデアに反映されているのですね。■良い商品を作りたい一心で築いたキャリア
元々契約社員で入社して、現在は管理職としてご活躍されているとおっしゃっていましたが、今の働き方は想定していましたか?
いや、全然(笑)。元々出世したい欲もなかったし、先のキャリアも考えていませんでした。編集長になったのは29歳だったのですが、その時も「え、私……!?!?」と驚いてしまって。