出世に興味がない女性が契約社員から管理職になった話 (5/6ページ)
でも、みんながみんなこんなチャンスをもらえるわけじゃないと考えたら、ありがたいことだなと思い、お話を受けることにしました。
そうなんですね。てっきりバリキャリ女性だと思っていました……。バリバリ働きたいと思ったことはないです! 目の前のことをこなしていたら今になっていたという感じ(笑)。なので、これから先のことも正直あまり考えていないですが、いただいたチャンスは断らないと決めています。
キャリアというよりは、仕事としていいものを作っていきたいという気持ちはあるので、それを積み重ねていくことが大事だと思っています。ここから自分が「部長になってえらくなるぞ~!!」とは全く思い描いていないですね(笑)。
なんと(笑)。でもかっこいい考え方ですね。編集長という立場をいただけてありがたいという気持ちはもちろんあります。でも、やっぱり根底に、良い商品を作りたくてこの会社に入ったのだから、手を抜かないで仕事したいという気持ちが大きいですね。
すてきです! 上司がそんな考え方だったら、部下の方も士気が上がりますね。そうだと嬉しいのですが(笑)。
若くして編集長になられた北嶋さんだからこそ、心掛けていることや気をつけていることはありますか?よくビジネス書とかに「良いところを伸ばせ」と書かれているじゃないですか。でも私がみんなの良いところを決めるなんておこがましくない? と思ってしまって……。価値観は決めつけずに、みんなのやりたいことをやれる環境にできるよう心掛けていますね。
結果的に自由にできる環境がみんなの長所を伸ばしていそうですよね! 年上の編集長たちと同じ立場で立ち回るために気をつけていたことはありますか?最初は私なんかでいいのだろうか、と悩むこともありましたが、悩んだところでやれることはないと気づきました。それから、逆に若さを武器にできるのではと考えるようになって……。
空気を掻き乱せるのも若い特権ですよね。29歳って社会人としては決して若いわけではないですけど、一番若い立場を29歳でもらえたというのは、またフレッシュな環境をもらえたことと一緒だなと思って、思った通りに突き進むことにしました。