坂東武者も平和ボケ?新調した鎧をネズミにかじられ…『吾妻鏡』が伝える吾妻四郎助光のエピソード【鎌倉殿の13人】 (1/4ページ)

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坂東武者も平和ボケ?新調した鎧をネズミにかじられ…『吾妻鏡』が伝える吾妻四郎助光のエピソード【鎌倉殿の13人】

大東亜戦争に敗れて77年。以来、日本はこれといった戦火に巻き込まれることなく過ごしてきました。

戦争がないのは何よりなのですが、平和に慣れ過ぎてしまった人々が安全保障に対する危機感を失い、いわゆる「平和ボケ」なんて言われ出したのはいつからでしょうか。

もう半世紀以上も経っているので無理もない……と思いきや、鎌倉時代の武士たちにも「平和ボケ」してしまった人々がいたようです。

今回は鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』より、とある御家人のエピソードを紹介したいと思います。

新調した鎧をネズミにかじられ……

その日は晴れ。本日の議題は「鶴岡八幡宮の放生会(ほうじょうえ。夏のメインイベント)で、護衛スタッフ(御家人たち)のドタキャンが多すぎる件」。

鶴岡八幡宮の放生会。捕らえた生き物を解放することで功徳を積むとされる(そもそも捕らえないのが一番の功徳と思うが……)。月岡芳年筆

鎌倉殿ひいては八幡大菩薩にご奉仕できる武士として最高峰の名誉であるにもかかわらず、何と言う体たらくでしょうか。

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