婦人科検診とは? 現役医師に20-30代こそ受けた方がいい理由を聞いてみた (2/6ページ)

マイナビウーマン

子宮頸がんは、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」と言って、性的な接触でうつるウイルスが主な原因の病気です。そのため、性行為またはそれに近い粘膜接触のある行為を一度でもしたことがある方は、子宮頸がんになる可能性があります。そして、子宮頸がんは毎年1万人が発症して3,000人の方が亡くなっています(※)。

死に至ることもある病気なんですね……!

子宮頸がんは症状がないので、自分で気づくことが難しいんです。そのため、早期発見することで早期治療することにつながります。そういった意味でも、子宮頸がんの検診をすることはとても大切なことなんです。

自覚症状がないからこそ、検診を受けることが重要なんですね。ちなみに、性行為やそれに近い行為の経験がない方は、子宮頸がんの検診を受ける必要はないということでしょうか。

性行為やそれに近い行為の経験がない方も検査をすることはできるのですが、内診をする過程で出血してしまったり、痛みの原因になってしまったりということがあります。

また、性行為やそれに近い行為をしたことがない場合は、子宮頸がんの主な原因であるHPVにはまず感染していないと考えられます。ですので、子宮頸がん検診は、基本的には性交経験のある方のみだけでいいでしょう。性交経験がないけれども心配な場合は、産婦人科医に相談をしてみましょう。

性行為の経験がない方の場合、他に受けておくべき検診はあるのでしょうか。

産婦人科領域では特に必要はないと思います。ただ、生理痛や生理不順など何かしら症状がある場合は、お腹の上から検査する経腹超音波検査で子宮や卵巣を診ることができるので、診察を受けることをおすすめします。

マイナビウーマンの読者世代である20~30代の方はどの検診を受けておくべきでしょうか。

やはり子宮頸がん検診です。乳がん検診は40代からとなっているので、20~30代の場合、まずは子宮頸がん検診をおすすめします。そして、できれば経膣超音波検査で子宮や卵巣の状態を診てもらうのがいいと思います。

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