「鎌倉殿の13人」突き進む実朝が見落としているものとは?第43回放送「資格と死角」振り返り (2/7ページ)
政子への想いを募らせる広元。心の眼が彼女をより美しく魅せる(イメージ)歌川国貞筆
少しでも距離を縮めたい気持ちは解るものの、ちょっとがっつき過ぎな印象を受けました(こういうのは大抵、女性側のペースに任せた方がいいようです)。
以前ちょっと手を握ってもらったくらいで、つい期待してしまうのは男性の悲しい性(筆者調べ)……まこと同情を禁じえませんね。それでも尼御台・政子(演:小池栄子)推しをやめず、的確な献策を続ける姿勢は推しの鑑(まぁ、それが仕事なんですけどね)。
ちなみに『吾妻鏡』では病気のため出家している広元ですが、見栄え?か視聴者が見分けやすい都合のためか、このままのスタイルでいくようです。
終盤に入って残り少ない癒し枠をつぶされてしまったのか、それとも最後まで思わせぶりな展開を引き延ばすのか、引き続き見守っていきましょう。
上洛した政子、藤原兼子と渡り合うさて、広元をフッた(という訳ではない)政子。実朝の養子を迎えるべく「母にお任せあれ」と一路京都へ。本件のキーパーソンである藤原兼子(演:シルビア・グラブ)に謁見します。
「お口汚しですが……」
「坂東では、口が汚れるようなものを差し出すのか」
いきなりキツめのジャブを食らった政子。以前であれば慌てて進物の干し蛸を取り下げたでしょうが、すかさず反撃を繰り出しました。