自分らしい仕事って、なんだろ? 女性起業家に聞いた”好きをとことん追求する働き方” (4/6ページ)
若い皆さんは自分の心の豊かさって何で満たされるのかって考えてみると、自分らしさってやつがちょっと分かるんじゃないかな。
――自分らしさを知るためには、考えることが大切ってことですか?
というか、考えて自分を知らないと、人生の計画も立てられないじゃない。仕事とプライベートのバランスとか、女性はやっぱり、子どもを持つのかどうかとか。行き当たりばったりしてるとやっぱり、後悔する選択に繋がりやすくなっちゃうよ。1日24時間の使い方と、一生のバランスは違うからね!
――永尾さんも若い頃から、人生計画を立てていましたか?
手帳に年表を作ってた。何歳までに社長を辞めるぞとか、子どもを持つぞ、とか。でも、計画どおりに人生が進むかはまた別の話なんだよね。人生、全部計画どおりってわけにはいかない。だから、私は今50歳。結婚して優しい夫と二人の子どもがいる幸せな家庭。でも自分が産んだ子どもはいないの。計画があった上で違う道を歩いてきたわけだから、子どもができる年齢に作らなかったのは自分の選択なわけ。私は考えて仕事を優先してきたわけだから、そうすると後悔しないし、悩みこむこともなくなるの。
――なるほど……計画があれば、行き当たりばったりもなあなあな選択もなくなりますね。悩みこまない人って、そういう選択ができてるんだ。
そう。だから大きい決断ができるわけ。例えば私は40歳には、社長を引退したいって計画もしてたの。だから今の社長は7年くらい熱烈に、後継になってほしいって勧誘したのよ。自分の会社を人に渡すのってすごく勇気がいるって思うかもしれないけど、私にとってはそんなことないの。肩書にこだわってないし、ずっと決めてたことだからね。
――どうしてそんなにも前から、自分で立てた会社の社長を辞めようと決めていたんですか?
まあ、今でも取締役ではあるから、関わってはいるんだけどね。大きい理由は、自分の好きなことをし続けたいからかな。