イタリア・トスカーナの温泉で発見された2300年前の24体のブロンズ像 (2/4ページ)

カラパイア



 エトルリアからローマへと支配が変わり、町をめぐって激しい戦闘が繰り広げられていた。

 最終的にローマ人が勝利してから、エトルリア文化を再評価、最小化するための集中的な活動が行われ、歴史的アイテムを埋めたり破壊したりした。

 そうした像の中には、ヒュギエイアやアポロなど、ギリシャ=ローマの神々の像があった。

 ラテン語とエトルリア語の碑文が書かれていたり、エトルリアの有名な家系の名前が彫られたものもあった。

「この発見は、古代芸術の歴史を書き換えます」とタボーリ氏は言う。「ここで、エトルリア人とローマ人が一緒に祈りを捧げていたのです」

 タボーリ氏は、像がある種の儀式のために温泉の中に沈められたと考えている。
「イタリア・トスカーナの温泉で発見された2300年前の24体のブロンズ像」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧