悲劇の奥羽越(おううえつ)列藩同盟…幕末期に東北の諸藩はなぜ団結したのか? (1/3ページ)

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悲劇の奥羽越(おううえつ)列藩同盟…幕末期に東北の諸藩はなぜ団結したのか?

東北と戊辰戦争

幕末~明治の過渡期は、日本国内でも激しい内乱が起きていました。特に戊辰戦争では日本人同士で血で血を洗う戦いが繰り広げられており、これには東北地方の人々も巻き込まれています。

この時、東北地方の諸藩では、新政府軍に対抗するための奥羽越(おううえつ)列藩同盟が結ばれています。

えてして、歴史記述の中で注目度が低くなりがちな東北地方ですが、もともと東北は位置的にも江戸に近いことから、幕府とのつながりが強い藩が多くありました。

特に会津藩主の松平容保は徳川家との関わりが深く、京都守護も勤めています。

松平容保肖像画(会津武家屋敷所蔵・Wikipediaより)

よって会津藩の藩士たちは幕府の命を受けて、京都の治安維持のために警備に駆り出されたりしました。また、同じように出羽国の庄内藩も江戸城の警備を務めることがありました。

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