3月13日「脱マスク生活」解禁!プロに聞く素朴な疑問「本当に外しても大丈夫?」「マスクを外すべき時期はいつ?」 (1/2ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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 政府は、3月13日の月曜日から、屋内外を問わず、マスク着用を個人の判断に委ねると発表した。

「“ようやく長いマスク生活から解放される”と歓迎の声がある一方、“どうしたらいいか分からない”と困惑する人も少なからずいる。当面は、混沌とした状況が予想され、トラブル発生も懸念されています」(全国紙社会部記者)

 もちろん“脱マスク”が容認されても、新型コロナの脅威がなくなったわけではない。ウイルスから身を守りつつ、いかに「脱マスク生活」を送るべきなのか。Q&A方式で、“新常識”を探っていこう。

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Q 本当にマスクを外しても大丈夫なのか?

A 基本的には問題ない。高齢者医療に詳しい訪問医師の清藤大輔氏は、こう語る。

「マスクの網の目とウイルスの大きさを考えれば、マスクの予防効果は“飛沫を防ぐ”レベル。屋内での食事時に“黙食”するなどしても、カバーできます」

 とはいえ、重症化の心配がある人や感染したくない人は、「引き続きマスクをする」という選択をしても、もちろん構わない。アメリカのハーバード公衆衛生大学院の調査では、マスク着用に関するこんなデータも。

「昨年2月、マサチューセッツ州の公立学校で生徒らの“脱マスク”が解禁となった際、一部の学区ではマスク着用を継続。その結果、マスク着用が解除された学区の生徒のコロナ感染率は、着用を続けた学区の2倍以上になったといいます」(医療ジャーナリスト)

 新型コロナに詳しい新潟大学名誉教授の岡田正彦氏も、こう続ける。

「インフルエンザ流行期に実施した統計データでも、マスクの有効性は証明されています。やはり、感染対策としては有効なんです」

Q マスクを外すべき最適な時期は、いつか?

A 他の病も考慮すべし。変異株で新型コロナの致死率が下がった一方、まだまだインフルエンザが猛威を振るい、さらに今年はスギ花粉の当たり年。飛散する量は、過去10年間で最大ともいわれている。インフルエンザが心配な人、そして花粉症の人は当分、マスク着用を続けるのがよさそうだ。

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