ジャンボ鶴田の「バックドロップ」に武藤敬司の「足四の字固め」も!昭和・平成・令和のプロレス!史上最強の必殺技ランキング (1/3ページ)

先月引退した"プロレスの天才”武藤敬司。ムーンサルトプレス、シャイニング・ウィザードなど、武藤がキャリアの節目で必殺技を生み出して名勝負を作ったように、プロレスラーと必殺技は切っても切れない関係にある。
そこで今回は、読者に答えてもらった「最強の必殺技」アンケートに、識者の見解も加えて「最強の必殺技」ランキングを作成。以下、ベスト20をレポート!!
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本文では12位から発表する。12位には、元横綱・北尾光司を一撃でKOした高田延彦(高ははしごだか)の「ハイキック」が選ばれた。
新日本プロレス時代に高田と激闘を繰り広げ、強烈なキックを何度も受けた越中詩郎氏が明かす。
「高田は技巧派。目線を下げたからローキックだと思ったら、ハイキックを出してきたり……。戸惑うこともありましたが、僕は自分のスタイルを貫いて、彼のキックを受けたんです。前田日明のキックはズシリと重さがありましたが、高田のキックはキレがありましたね」
11位に選ばれたのは、ブルーザー・ブロディの「キングコング・ニードロップ」。
伝説のレスラーたちの試合を間近で見続けたリングアナウンサーの田中ケロ氏は、「見た目の美しさも必殺技に求められる要素。写真で“映える”ことも重要だ」と語る。130キロを超える巨体が鮮やかに宙を舞うブロディのニードロップは、その意味でも必殺技と呼ぶにふさわしい。