ベートーヴェンの死因が最新のDNA分析で明らかに。B型肝炎を患っていた可能性 (3/4ページ)
だが今回の研究者らは、以前の研究で使用された髪の毛はベートーヴェンの物ではなく、ヒラー・ロックという別の女性の毛髪であることを指摘している。
本当にヴェートーヴェンが鉛中毒であったかは、本物のベートーヴェンの髪の毛のサンプルを使用し、鉛、ヒ素、水銀の濃度を分析する必要があるという。
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ベートーベンが残した毛髪 / image credit:Kevin Brown・ベートーベンの毛髪からわかった様々な秘密
ベートベンの遺髪は、彼の一族に関する面白い秘密も明らかにしている。
じつは現代にもベートーベンの一族とされる人たちが存在する。
今回の研究ではそうした人たちの遺伝子も調べられたが、そこから父方の誰かが不倫をしていたらしきことが発覚したのだ。
というのも現代の親族5名の中に、ベートーベンと同じY染色体を持つ人物がいなかったからだ。このことは、ベートーベンの父方の誰かが妻以外と子供を作っただろうことを示しているという。
またベートーベンはドイツ出身とされているが、実際に彼の遺伝子は、現代のドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州の人たちとよく似ていることが判明している。
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今回の研究では、ベートーベンの遺髪から、彼が遺伝的に肝臓のリスクを抱えており、B型肝炎ウイルスに感染していたことも明らかになった。
こうした要因に加えて、過剰とも言えるアルコール摂取を続けた結果、重い肝臓病になって死んだと考えると辻褄があうと研究チームは結論づけている。彼の父親もまたアルコールが好きだった。