子宮頸がん検診、受けたことある? 「子宮頸がんとHPVワクチン」について女性3,281名に聞いてみました (6/7ページ)
副反応についての心配や接種の効果がわからないなど、信頼できる正しい情報を持っていないことにより不安を感じているようです。
男性の子どもに対しては、「任意接種(自費)で接種を勧める」3.41%、「勧めたことがある(接種はしていない)」0.7%、「機会があれば勧めたいと思う」28.3%を合わせると約3割が勧めたい(勧めた経験がある)といった結果となりました。
その理由としては女性同様「自身の経験などから判断して」31.4%が最も多い回答でした。
一方で「あまり勧めない」11.0%、「勧めない」16.6%、「悩んでいる」7.6%と回答した人にその理由を尋ねると、女性と同様に1位「接種後の副反応が心配だから」49.8%、2位「信頼できる情報がないから」32.5%となり、3位は「接種の効果効用がわからないから」29.3%でした。
接種を勧めるかでは「わからない」といった回答が最も多く、自由回答でも「必要かわからない」といった声が目立ちました。
前述の男性も接種できることを知っているかの質問に対しても、7割以上の人が知らないと答えていることからも、男性のHPVウイルスやワクチンに関する正しい情報が浸透してないことや足りないと感じている人が多くいることがうかがえます。
■まとめ
今回の調査では、HPVワクチンを家族に勧められて受けている人や、自身の経験から判断して子どもに勧めたいと思っているといった声が目立ち、家族や身近な人の意見を聞いて接種に踏み切っている人が多い印象を受けました。
一方で、接種を受けたくないと思っている人は、副反応の心配や信頼できる情報が得られないといった理由が多いようです。ワクチン接種は個人の考えのもとに行われるべきですが、自身が希望する判断をするためにも、正しい知識や信頼できる情報に誰でもより簡単にアクセスできる環境づくりが重要となってくると改めて感じられる結果となりました。