NASAが氷の衛星での生命体を探しに向け、ウネウネ動くヘビ型ロボットを開発 (2/3ページ)
EELSという名は、「Exobiology Extant Life Surveyor」の頭文字を取ったもの。ヘビ型ロボットとは言うが、名前の意味はウナギだったりする。実際、ウネウネと動き回る姿は、ヘビというよりはウナギを連想させるかもしれない。
科学者の頭にあるのがヘビだろうがウナギだろうが、彼らが目指すのはどんな地形にも対応できる、高度な機動力を持つロボットだ。
これまでのロボットは、それぞれに得意な地形というものがあった。
だがプロジェクトマネージャーのマシュー・ロビンソン氏によれば、EELSが目指すのは、「他のロボットが行けない場所に行く能力」「あらゆる地形に対応する能力」であるという。
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カリフォルニア州パサデナの氷でテスト中の最初のEELSプロトタイプ / image credit:NASA/JPL-CalTech・他の探査機が到達できないような場所での活躍を目指して
全長4メートル、重さ100キロあるEELSのパワフルな移動力の秘密は、いくつものセグメントに分かれたボディにある。
ネジのような10個のセグメントが回転することで、がっちり地形をとらえて前進するのだ。
2019年にプロトタイプが開発されて以来、氷河や火星を模した環境など、さまざまなところでその性能がテストされてきた。
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EELS は雪の多い状況でもその能力を発揮した / image credit: NASA/JPL-Caltech
EELSが将来的に赴くことになる太陽系の惑星や衛星には、地球のような信号や道路などといったものは何一つない。