セ・リーグ3連覇へ!高津ヤクルト 「強さ」の秘密…Ⅴ9戦士、西武の頭脳、野村の教え子が激白!プロ野球12球団「常勝無敗の黄金時代」舞台裏 (5/6ページ)

日刊大衆

でも、根本さんに替わると聞いて、森さんと“じゃあ、(マークしなくて)大丈夫だね”なんて話をしたよ」(同)

■イチローを擁したオリックス

 ホークスがもたつく間に強くなったのがイチローを擁したオリックスだ。しかし、95、96年のリーグ連覇後、四半世紀にわたり優勝から遠ざかる“暗黒期”に突入。伊原氏も、近鉄との合併前年、04年シーズンに監督として指揮を執った。

「宮内(義彦)さんは、12球団のオーナーの中でも群を抜いた野球好き。キャンプ視察に来ても、まずは自分がキャッチボールを始めちゃうような人だったから(笑)。ただ、私が監督のときも、巷で言われているほど“口を出す”場面はなかったよ」(同)

 では、なぜ、黄金期が長く続かなかったのか。

「資金力はあったけど、ドラフト戦略を含めた巡り合わせが悪かったとしか言いようがない」(同)

■金を使わず時代を作った名将・野村克也と落合博満

 他方、親会社の金がアテにできない状況で、率いたチームに“黄金時代”をもたらしたのが、野村克也落合博満の名将2人だろう。

 現役時代に“野村ID”の薫陶を受けた、ヤクルトOBの秦真司氏が言う。

「あの9年間は、野球の奥深さに初めて触れて、組織の力で勝つということを学ばせてもらった期間でした。今では当たり前のデータ活用をはじめ、従来の野球観がガラッと変わった。

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