土地開発でまわりの家が買収される中、1軒だけ拒み続けたオーストラリアの家 (2/5ページ)

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 ザミット家の美しい家は、1.99 ヘクタール(19900平方メートル)の敷地に建っていて、広大な緑の芝生が周りに広がっている。

 玄関までは全長200メートルほどの私道があり、上から見ると、まるでどこかの壮大な公園にたたずむお城のようだ。

 オーストラリア人夫妻は、これまで開発業者から度重なる誘惑や圧力を受けてきたが、すべての申し出を拒否し、売却を拒絶してきた。

 そして、これからもザミット家の引っ越し予定はない。

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・3,300万ドル(約46億円)の立退料の申し出をを断る
 開発業者は当初から高額の立ち退き料を常に提示していたが、最新の申し出は3,300万ドル。オーストラリアドルで5,000万ドル、日本円にして約45億6千万円だ。

 これはシドニー郊外のザ・ポン地区にある同じような条件の物件よりもはるかに高額である。

 だがどれだけの金額を提供されても、ザミットさん夫妻は家を売る気などさらさらないようで、今回も売却を拒否したそうだ。

 夫妻は、カメラの前で取材を受けることを拒み、開発業者から受けた話の詳細も一切明かしていない。

 ただ、自分たちが住む地域が、同じような家ばかりが建つようになり、かつてほど美しくなくなっていることは認めているものの、この土地から移動するつもりはない、とだけ表明している。

 この家にオーナーであるデビッド・ザイアンさん(51歳)は、トラック運送会社を営んでおり、その経営は順調だと伝えられている。

 妻であるダイアン・ザミットさん(50歳)は、このように話した。
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