「どうする家康」おんな城主瀬名、望月千代と直接対決!?第20回放送「岡崎クーデター」振り返り (2/10ページ)
「我ながら情けない……」
主人公の座を奪われないよう、家康には奮起をうながしたいところですが、さっそく今週も振り返っていきましょう!
実は勝利していた信康の初陣
劇中では武田軍を相手に苦戦していた信康。しかし江戸幕府の公式記録『徳川実紀(東照宮御実紀)』を読むと、かなり大きく違っていました。
……さて御初陣の御出馬あるべしとて。田嶺のうち武節の城を責給ふに。城兵旗色をみるよりも落うせ。足助の城兵も迯うせしかば。御初陣に二の城をおとし入給ひ目出たしとて御帰城あり。……
※『東照宮御實紀』元亀三年-天正二年「信康初陣」
初陣で武節城・足助城を攻略した信康。初陣で城を二つも落とすとは、さすが「海道一の弓取り」家康の御曹司よと、大いに戦意高揚したことでしょう。
順調すぎて、ストーリー的にはつまらないかも知れませんが、こうした信康の活躍を描いてほしいところ。
あるいは最初こそ苦戦しても、最終的には知略を駆使して勝利をもぎとったという演出でもいいですね。
おそらく制作者の狙いとしては、信康の活躍なんかよりも「死傷者がゴロゴロしていて、聖女よろしく献身的な看護に奮闘する瀬名」を、流血と死臭を恐れて強がる五徳(演:久保史緒里)と対象的に描きたかったのでしょう。
いつまでも父・織田信長(演:岡田准一)の威光を笠に、周囲を見下す五徳を叱りつける瀬名。