「どうする家康」♪走れ、走れ、強右衛門~♪第21回放送「長篠を救え!」振り返り (6/9ページ)
さらに話もややこしくなるでしょうから、前妻の存在は伏せて、亀姫が嫁いでくる喜びだけに焦点を当てたようです。
それはやむなしとしても、どうか於ふうのことも知っていただけたらと思います。
ちなみに奥平「信」昌の信は、武田の大軍から長篠城を守り抜いた武功により、織田信長からさずかったとする説が有名です。
筆者も『徳川実紀』などからそう知っていたのですが、どうやらこの信は武田晴信(信玄。演:阿部寛)からさずかったとする説もあるとか。
長篠の合戦より前に信昌名義で発行した書状が発見されたとのことで、そうなると通説が変わってくる可能性があります。
ちなみに、元の名前は奥平貞昌(さだまさ。定昌)でした。武功によって名前を改める名場面も見たかったですね。
徳川と織田の同盟破棄は有り得たのか?
長篠城内の仲間に援軍を知らせ、鼓舞する強右衛門。劇中の「一度は金に目が眩んで裏切りそうになった」なんて史料は寡聞にして存じ上げない。楊洲周延「鳥居強右衛門敵捕味方城中忠言」
援軍をよこさねば手を切って武田と組む。そう信長を脅した家康。果たしてこの描写には元ネタがあったのでしょうか。