IQが高い人ほど難しい問題に時間をかけて答えることが判明 (1/4ページ)
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一般的に、思考のスピードは知性の指標とされている。知能指数(IQ)が高い人は簡単な問題なら即座に答えることができる。ところが問題の難易度が上がると、状況が逆転するという。
新たな研究によると、IQの高い人は、難問に直面した場合、一般的な人に比べて、ゆっくりと時間をかけて考えることが明らかになったそうだ。
これらの発見は脳をfMRIを調べることで裏付けられたもので、賢さと、より難解な問題に時間をかけることには一定の関連性があるという。
・IQの高い人と一般的な人の脳の違いを調査
とびきりIQの高い人と一般的なIQの人では、脳にどのような違いがあるのだろうか?
これを調べるためにドイツ、シャリテ・ベルリン医科大学の研究チームは、人が問題に取り組んでいる時の脳をfMRIで検査して、そのつながりを調べたデータを分析している。
参加者が取り組んだ問題は、パターンの中に隠された何らかの法則を見つけ出すというもので、最初は簡単だが、解くほどにだんだんと難しくなっていく。
このときの脳の活動とIQなどを比較したところ、少々予想外の結果がえられたのだ。
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・IQが高い人ほど難解な問題を解くのに時間がかかることが判明
脳内ではさまざまな領域が連携しながら仕事をしている。今回の研究では、一般にIQが高い人ほど脳領域がうまく連携しており、答えをさっと導き出せることがわかった。
が、それはあくまで簡単な問題の場合だ。
問題が複雑になると、賢い人ほど答えるのに時間がかかるようになったのだ。