日本近代化の先駆け「岩倉使節団」外遊最大の収穫は「勇気と自信」! (4/4ページ)

日刊大衆

 欧米諸国から多くのものを日本に持ち帰った使節団だが、文明国フランスでも内乱という負の遺産を抱えていることを知り、かつ、ドイツで「鉄血宰相」の熱弁を聞いて、日本も必ず欧米諸国に並ぶことができるという勇気と自信を与えられた。その「勇気と自信」を持ち帰ったことこそが最大の成果といえよう。

跡部蛮(あとべ・ばん)1960年、大阪府生まれ。歴史作家、歴史研究家。佛教大学大学院博士後期課程修了。戦国時代を中心に日本史の幅広い時代をテーマに著述活動、講演活動を行う。主な著作に『信長は光秀に「本能寺で家康を討て!」と命じていた』『信長、秀吉、家康「捏造された歴史」』『明智光秀は二人いた!』(いずれも双葉社)などがある。
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