恐ろしい骸骨尋問官を使って容疑者を自白させる装置が、1920年代のアメリカで開発されていた (2/4ページ)
シェルビーの新装置はこのようにして機能する。
まず容疑者は、狭くて暗い部屋に閉じ込められる。彼から情報を引き出す(人間の)尋問官は、すぐ隣の部屋にいて、接続されたメガホンを通じて尋問する。
容疑者からは、尋問官の姿は見えない。その代わり、隣にいる尋問官がボタンを押すと、部屋のカーテンが上がり、憐れな容疑者は突然、骸骨尋問官と面と向かうことになる。
骸骨は透けたベールに包まれていて、上からも下からもたくさんのライトで照らされている。この、ライトとカーテンの効果は、あたかも懺悔室の中にいるとき、この世のものでない骸骨化した幽霊がふいに現れたように見えるようになっている。
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骸骨尋問官の正面図 / image credit:HELENE SHELBY/PUBLIC DOMAIN
骸骨の眼窩には、「不自然でおぞましい光をもたらす」赤い電球が取りつけられている。
メガホンは、まるで骸骨が本当にしゃべっているように聞こえる位置に設置されていて、点滅もする。
果たして効果のほどは?
「こうした超自然の幻想的効果は、容疑者の想像力に働きかける」とシェルビーは書いている。本物の骸骨と話していると思い込んだ容疑者が、秘めていた真実を自発的に告白し始める、というわけだ。
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それだけではない。容疑者が腹の内を自白している間、骸骨は頭に埋め込まれたカメラで容疑者の様子をばっちり録画している。