これが未来か!VR(仮想現実)内のニオイを嗅ぐことができるデバイスが開発される
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VR(仮想現実)内でニオイを嗅ぐことが技術は続々と開発されている。かつてグラスに注がれたワインの香りをテイスティングするVRゲームが開発されたが、さらに技術は進化したようだ。
香港の研究チームはつけヒゲ型とマスク型のデバイスを装着することで、VR内の香りを堪能できる技術を開発した。
・鼻の下に装着する付け髭型のVR嗅覚デバイス
その嗅覚VRデバイスの1つは、つけヒゲのように鼻の下にぺたっと貼り付けて使う。
香りを再現する秘密は、軽量で柔軟性のあるベースに取り付けられた2つの「香りジェネレーター」だ。その内部には、香りの素が封じ込められた固形ワックスとヒーターが組み込まれている。
VRシステムから香りを出せとの命令が来ると、ヒーターが発熱し、これでワックスが溶ける。すると、鼻の穴の真下から、ふわりとニオイが漂い出すという仕組みだ。
ヒーターが停まれば、すぐにワックスが冷えて固まるので、それでニオイは消える。
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Demonstration of the application of the skin-integrated device for 4D movie watching・より複雑な香りがお望みならマスク型
もう1つのマスク型は、もう少し高度な香りを再現するためのもの。
香りジェネレーターが9つ内蔵されており、それらを組み合わせることで多種多様な香りを作り出すことができる。
これまでの実験ではローズマリー、パイナップル、焼きたてのパンケーキといった食欲がくすぐられそうな香りから、果物の王ドリアンの独特な香りまで、約30種類の香りを再現できたという。
その再現度はかなり高く、被験者11人が参加した実験では、何のニオイか9割正解できたとのことだ。
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Face mask releases different smells to make VR more convincing
「新しい香りシステムは、VRで香りを表現するまた別の手段をもたらします」と、香港城市大学ののYu Xinge博士はプレスリリースで語る。
この香りデバイスは、エンタメ・教育・ヘルスケアといった分野から、人間と機械を結びつけるインターフェースとしてまで、さまざまなところに応用できる大きな可能性を秘めているとのこと。
なんならVRキッスを再現するデバイスと組み合わせたら、よりリアルでいいんじゃないだろうか。
この研究は『Nature Communications』(2023年5月9日付)に掲載された。
References:CityU invents wireless olfactory feedback system to let users smell in the VR world | City University of Hong Kong / written by hiroching / edited by / parumo
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