今が旬!さくらんぼの歴史を紐解く…山形県で生まれた革命的品種「佐藤錦」とは? (1/3ページ)

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今が旬!さくらんぼの歴史を紐解く…山形県で生まれた革命的品種「佐藤錦」とは?

輸入品だったさくらんぼ

さくらんぼの集出荷が盛んになるシーズンですね。実はさくらんぼの歴史は有史以前まで遡ることができ、その起源とされるセイヨウミザクラ(甘果桜桃)はイラン北部からヨーロッパ西部にかけて自生していたとされています。

また、別の種であるスミミザクラ(酸実実桜)の原産地はアジア西部のトルコあたりであるとされ、もともとは外国産だったことが分かります。

現在のさくらんぼのもとになった甘果桜桃が日本に伝わったのは1872~1875年頃。輸入元はアメリカやフランスでした。

現在、日本全体のさくらんぼの生産量の約4分の3にあたる約13,800tを生産している山形県ですが、同県でさくらんぼの栽培が始まったのは明治8年のことです。この年、同県には東京から洋なし・りんご・ぶどうなどの苗木にまじって、三本のさくらんぼの苗木が入ってきました。

明治9年には、初代山形県令である三島通庸が、北海道からもりんご・ぶどう・さくらんぼの苗木を取り寄せています。

三島通庸の肖像写真(Wikipediaより)。山形県の近代化を推し進めた

また、同年に山形県寒河江市では、本多成充と井上勘兵衛がやはり北海道からさくらんぼの苗木を取り寄せ。

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