絶滅した巨大ザメ「メガロドン」は体温を保つことのできる「温血動物」だった可能性 (1/5ページ)
[画像を見る]
2300万年前から360万年前。古代の海で頂点の座にあった史上最大のサメ「メガロドン」は、魚でありながら、温血動物(恒温動物)だった可能性があるという。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校をはじめとする研究チームが、メガロドンの歯の成分を分析したところ、この巨大ザメは周囲の水温よりも7度体温を高く保てただろうことがわかったのだ。
この体温維持機能は、メガロドンが頂点捕食者として世界中に広まるうえで、頼もしい武器になった。
ところが皮肉なことに、時代が変わるとそれが弱点となり、彼らが絶滅する一因になったとも考えられるそうだ。
・古代の海の最強の捕食者「メガロドン」
絶滅種「メガロドン(Otodus megalodon)」は、約2300万~360万年前の前期中新世から鮮新世にかけて生息していた史上最大のサメだ。
ネズミザメ科に分類されるが、同じグループに分類される現代最大のサメ「ホホジロザメ」の約3倍も大きいとされている。
その巨大さは驚くべきもので、体長は15メートルにも達し(諸説あり)、もしその時代にシャチが存在していたのなら、ほんの数口で平らげることができた可能性がある。
メガロドンはその巨大さによって、まさに海の王者として君臨し、ほかの生物を圧倒していたのである。