武田に見切りをつけた武将!信玄と勝頼を支えた外交官・穴山信君の生涯を紹介【どうする家康】 (1/4ページ)
武田信玄・勝頼親子に仕え、最終的に裏切った武将・穴山信君(あなやま-のぶただ)。『どうする家康』では田辺誠一さんが演じ、武田勝頼(演:眞栄田郷敦さん)の言動に限界を感じている様子が見て取れるかと思います。そんな信君は史実ではどのような人生を歩んだのでしょうか。
今回は、穴山信君の武田時代から裏切り、その後の悲運な最期までを紹介します。
御一門衆の穴山氏信君のいる穴山氏は、武田氏の7代目当主・武田信武の子である武田義武が、巨摩郡逸見郡穴山(現在の山梨県韮崎市穴山町)に住み、穴山姓を名乗ったことが始まりです。
しかし、在地には穴山氏がおり、義武は養子として穴山氏の当主として据えられたとの説もあります。