この人、ウソっぽいな……。自己満足にならない「相手に伝わる話し方」とは【人を「惹きつける」話し方 #3】 (2/6ページ)

マイナビウーマン

就職活動の面接なども同じです。あらかじめ用意した自己紹介などを暗記して話しているだけの学生も少なくないと思いますが、面接で使えそうなフレーズをネットで拾ってコピーして使っても、面接官にはまったく響きません。

頭のポジションの言葉は、「発声」と「発想」が一致していません。発想つまり言葉を発するときに頭の中で考えていることは“借り物の言葉を間違えないように正確に話す”なので当然です。

◇「胸」の言葉は「うわべ」でしかない

次に3つのうちの真ん中の胸の部分です。

たとえば、あなたがこれから1000人の観衆の前でスピーチをするとします。ドキドキと緊張して、そわそわ落ち着きません。そんなとき、どこに手を当てますか?

胸に手を当てるのではないでしょうか。胸に手を当てたくなるときの意識のことを、私はそのまま「胸の意識」と呼んでいます。

「胸」に意識が向いて話しているときはこのような状態です。

過度に緊張して落ち着かない気持ちで舞い上がっている 伝えなければ、結果を出さなければと焦って心がうわずっている 感情やテンションを高ぶらせてがんばって必死に伝えようとしている

この「胸」の意識から生み出される言葉を「胸のポジションの言葉」と呼んでいます。 「胸のポジションの言葉」を、劇団四季では「うわべ言葉」もしくは「説明的言葉」といいます。

◇誰もが「胸」の言葉で落とし穴にハマる

実は、世の中の多くの人は、何かを伝えるとき、ついついこの「胸のポジションの言葉」でアプローチしています。これが最大の落とし穴です。

いざ人を目の前にして本番になると、つい「上手くやらなければ」という気持ちが生まれてしまいがちです。すると、決まってテンションを上げて、感情たっぷりに伝えようとします。声を高ぶらせてプレゼンが終わったときには、なんとなく、自分も精いっぱい上手くやったような気になっています。本当にありがちです。

しかしこれは大きなリスクをはらんでいます。それは、聞き手とのギャップです。

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