サポテカ文明の伝説の冥界への入口を発見か?地下迷宮の痕跡を発見(メキシコ) (2/6ページ)
・サポテカ文明の古代都市遺跡の地下に迷宮の痕跡を発見
世界各国の考古学者たちで結成された「The ARX Project」が、地中探知レーダー(GPR)や電気抵抗率断層撮影法(ERT)、地震ノイズ断層撮影法(SNT)を使って、サポテカ文明の「ミトラ遺跡」のスキャンをしたところ、冥界への入口だといわれている場所に、地下迷宮の痕跡を発見したと発表した。
また、敷地のべつの場所にある、宮殿の初期の建設段階の跡も見つけた。
メキシコ南部オアハカ地方を中心に栄えたサポテカ文明はメソアメリカの中でも重要な文明の1つだ。
紀元前2世紀頃に始まったとされており、サポテカ人は地下水を利用した灌漑農耕や段々畑など、優れた農業技術を使い、豊かな食糧供給を実現した。
また、サポテカ文明は芸術や建築にも優れており、神殿や宮殿、公共施設なども建設され、宗教的な儀式や祭りが盛んに行われていたという。
ミトラ遺跡は、オアハカ渓谷でもっとも重要な考古学遺跡のひとつだ。
神聖な埋葬地としての役割も担う、重要な宗教の中心地だった。そのため、"死者の場所"、あるいは"冥界"という意味の「ミクトラン」に由来する名がつけられた。
ミトラの特徴的な建造物は、すべての墓や壁に、印象的で複雑なモザイク模様や幾何学模様が施されていて、モルタルを使わずに、磨かれた小さな石片を組み合わせて作られている。