クロワッサンはいかにして日本にもたらされた?人気パンの歴史を紐解く (3/4ページ)

Japaaan

当時のDONQ社長はこれらのパンに感動して試作を繰り返し、1965年にはカルベルの弟子であるフィリップ・ビゴがDONQに入社して技術指導を行います。

そして、ビゴはDONQのフランスパン専門工場を建設し、日本で初めて本格的なクロワッサンを作り始めました。

DONQのクロワッサンは今でも人気が高く、焼きたてのミニクロワッサンをグラム単位で買える「ミニワン」というブランドも展開しています。

日本のクロワッサンの特徴は?

さて、フランスから輸入されたクロワッサンのレシピですが、本場の作り方がそのまま取り入れられているわけではなく、海外のものと日本のものとでは違いもあります。

まず、フランスで作られるクロワッサンには菱形のものと三日月形のものがあります。どちらの形状にするかは、使用している油脂によって決まり、バターなら菱形、マーガリンなら三日月形となります。

フランスでは伝統的なパン屋でも三日月形と菱形を並べて売っていますが、特に菱形のものは「クロワッサン・オ・ブールcroissantaubeurre(バターのクロワッサン)」と呼ばれ、カフェなどの朝食用に置かれていることが多いです。

一方、日本のクロワッサンには甘い物が多く見られます。例えば、中に生クリームやカスタードクリーム、ジャムなどの詰め物をするというアレンジが挙げられます。

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