医学生ってどんな学生生活!? 現役医師がその知られざる実態を紹介 (1/2ページ)
医学生という言葉を聞いた時に、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。
今回は、「勉強ばかりしている」というイメージを持たれやすい、医学生の生活について紹介する。
体育会系サークルに入るまず医学部に入学したら、多くの学生は体育会系のサークルや部活に入る。
高校時代まで、まったくスポーツをしていなかった学生までもだ。
これは、「周りの人が入っているから」という理由と、将来的に医師となった時に『縦のつながり』ができるからだ。
部活の種類によっては、将来、医学部の教授になりやすい部もある。
この時に入った部活が、それからの医師人生でのつながりに大きく関係するのだ。
バイトにいそしむ医学生は、他の学部生と同じようにアルバイトをする。
飲食店で働くこともあるが、多くは塾講師や家庭教師が人気のバイト先だ。
中には、医学部入学を目的とした学習塾などの講師を務めることもあり、かなり時給が良い。
バイトで貯めたお金は、学費、旅行、留学、飲み会などに使われていく。
試験勉強に励む医学部は、おそらく他の学部よりも試験の数が多い。
内科系の科目で10〜15種類、外科系の科目で10種類もある。
それに、麻酔科、救急科、病理診断科など、すべて合わせると約30種類もの科がある。