「5合目」や「20合目」が頂上の山もあるらしい? 頂上が「10合目」じゃないワケを役所に聞いてみた (2/2ページ)

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もう1つは、磐梯山はかつて3000メートル以上あったのではないかと言われており、今の山頂はその半分ほどなので、5合目とされるようになったという説だ。

磐梯山ジオパーク協議会は別の説も教えてくれた。

それは、かつて修験者が磐梯山を登ったときに持って歩いていた灯籠に油をしみこませた松明のようなものに由来する。

「灯籠に火をつけて歩き続け、消えるまでの距離、これを昔の人は『1合目』と呼んでいたんです」

そして、山頂までは油5合分しか使わなかったため、「5合目」とされるようになった、というわけだ。

他にも、磐梯山は福島県内でもシンボル的な存在で、「会津富士」という別名も持つが、 山岳信仰をしていた人々が、富士山に敬意を表して頂上を10合目ではなく、その半分の5合目と呼びはじめたという話も伝わっているという。

20合目の恵那山では...

恵那山のある中津川市役所の文化振興課によると、 恵那山には一般に知られる4つのルートがあるが、そのうち前宮ルートだけが20合までになっている。

(画像はPhotoAC)

理由については分からないとしつつも、担当者は以下のように推測している。

「恵那山の登山ルートの中でとくに長いルートになるので、ここだけ20合ということに影響しているのではないでしょうか」

なお、前宮ルートだけは他の山道よりも古くからある道とのこと。磐梯山のように、何か言い伝えがあったのかもしれない......と想像が膨らむ記者であった。

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