「『誰か助けて!』後ろから突如聞こえてきた悲鳴。振り返ると高齢女性が血を流し、そばには無表情の息子が立っていて...」(富山県・50代女性) (1/3ページ)
シリーズ読者投稿~自慢になってすみません~ 投稿者:Sさん(富山県・50代女性)
Sさんは30代前半の頃、ショッピングセンターのエスカレーターに乗っていた。
その途中、大きな声で怒り気味に話す高齢の母親と、若い息子が乗って来て......

<Sさんの体験談>
30代前半のある日、ショッピングセンターで2階から1階までエスカレーターで降りていたときのことです。
身体が大きくて足が弱っていらっしゃるご高齢のお母様が、おそらく心身に障害のある20代~30代の息子さんに、何かワアワアと言いながらエスカレーターに乗って来ました。
やや怒り気味というか、興奮気味の大きな声に、ついチラ見したのを覚えています。
恐怖に満ちた顔で「誰か助けて!助けて!」少しして、ドタっという音とともに悲鳴が聞こえました。振り返るとそのお母様が下向きにうつ伏せで倒れていて、顔には血らしきモノも見えました。
「誰か助けて!助けて!」と恐怖に強張った顔で叫んでいました。
息子さんは、無表情でぼーっと立ったまま。

周りの人もどうすることもできずに、そちらを見て固まったように立ち尽くしていました。
私は20代の頃、仕事で都内の大きなショッピングビルに出向していたことがあり、緊急時の訓練を定期的に受けていました。
だから、残り1/3ほどになったエスカレーターを駆け降りて、脇にある非常停止ボタンを押すことができました。