事故で保護された動物、犬とパンパスギツネの珍しい交雑種であることが判明 (4/6ページ)

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・イヌギツネは他にもいる可能性
 当初、イヌギツネ(dogfox)と呼ばれていたこの犬とパンパスギツネの交雑種は「ドッキシム(dogxim)」あるいは「グラクソラ(graxorra)」という名前が提案されている。いずれもポルトガル語のメス犬とパンパスギツネにちなんだものだ。

 この交雑種が確認されたことで、ほかにも同じような雑種がいる可能性が浮上している。

 「今のところ、この地域に他のイヌギツネがいるという科学的証拠はありません。それでも今回のケースが唯一ではないと思われます」(リオグランデ・ド・スル連邦大学 ブルーナ・シンウェルスキー氏)

 じつは2019年に少々風変わりな動物が2頭ほど目撃されているのだという。しかも今回保護された子は、そのうちの1頭ではないかと目されている(もう1頭は最初の発見以降、目撃されていない)。

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First Documented Case Of Hybridization Between A Dog And A Pampas Fox・自然交配の可能性が高い
 また、こうした交雑種は進化についても物語っているかもしれない。

 「パンパスギツネとイヌは約670万年前に分岐し、異なる属の仲間ですが、DNAはほとんど同じです。だからこそ、この雑種が誕生できたのでしょう」(ペロタス連邦大学 ラファエル・クレッチマー氏)

 さらにパンパスギツネの生息環境の変化や、保護区に犬がいることも、両者の出会いの背景にあると考えられる。
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