心停止後も脳は活動している可能性。臨死状態から1時間経過しても記憶が残っていることが判明 (2/4ページ)
このような状況が脳にどのような影響を及ぼすか、ほとんどわかっていない。
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ラットや瀕死の患者を調べた過去の研究によるなら、心臓が止まってから脳が完全に沈黙してしまうまで、時間がかかることが明らかになっている。
だが、そのことと臨死体験のような不思議な出来事をどう結びつければいいのか? 今回の研究は、それを知るヒントになるかもしれない。
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・意識不明の間の記憶が存在することが判明
今回の研究では、脳波を計測しただけでなく、心肺蘇生を受けている患者にタブレットで画像を見せたり、ヘッドホンで音を聞かせたりしている。
そうした患者は意識不明で、外からの刺激にまったく反応しなくなっていた。その間も脳が活動を続けているのなら、そうした刺激を覚えているかもしれない。
だが無事に回復し、退院後に話を聞くことができた28人のうち、タブレットの画像やヘッドホンの音を覚えていた人はいなかった。
それでも、彼らの脳が完全に活動停止していたとは限らない。というのも心肺蘇生中の心臓マッサージや皮膚にはられた電極の感触、そばにいた医師の声を覚えていると語った人がいたからだ。
またリアルタイムで計測された脳波からは、心臓が止まり、意識がなくなっていても、脳が活動していることが裏付けられている。それはガンマ波・デルタ波・シータ波といった、高次の精神機能と関係するものだ。