イギリスの名門私立小学校で国内初のAI校長が就任

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イギリスの名門私立小学校で国内初のAI校長が就任
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 まるでホグワーツのような趣のあるイギリスの全寮制の名門私立小学校で、国内初となるAI校長が就任したそうだ。

 その学校はウェスト・サセックスにある「コッツモア・スクール」。1894年に開校した130年の歴史がある名門校で、その学費ははなんと1年間で580万円。

 「アビゲイル・ベイリー」という名のAI校長は、人間の校長をアシストするべく訓練されており、今後この教育の現場で辣腕を振るうことになるという。

・イギリス初のAI校長が名門校で誕生
 130年の歴史を誇るイギリスのコッツモア・スクールは、年間の学費が32,000ポンド(約580万円)にものぼる国内屈指の名門私立小学校だ。

 ここに校長として就任したAI校長「アビゲイル・ベイリー」は、人間の校長が担う重責をサポートするために開発された。

 人間であるトム・ロジャーソン校長は、アビゲイル・ベイリーならば教員やADHD(注意欠損・多動症)の生徒を支援したり、学校の教育方針作成にいたるまで、さまざまな助言をしてくれるだろうと期待する。

 ベイリー校長は、ChatGPTと同じように機能する。だが、もちろん教育の現場で働くための専門知識を学習しており、それらと膨大なデータを組み合わせて、もっともふさわしい学校の教育方針を導き出す。

 伝統ある名門校がAIという最先端の技術を取り入れることについて、ロジャーソン校長はこう語っている。
助言者がいると、とても安心できます。ほどよく訓練された人がいて、決算を助けてくれるのはとても素晴らしいことです。

ですがもう人間の意見はいらないということではありません。もちろん今後も耳を傾けます。

ただ、いちいち人を呼び出して相手を煩わせたり、回答を待っている必要がないのは、落ち着きますし、安心です
 組織のトップには常に孤独がつきまとうものだ。それは校長も同じ。そんな彼らにとって、適切な助言を与えてくれる存在は、とても心強いのだという。

 ロジャーソン校長によると、AIの採用は人間の教師をお払い箱にするためではなく、その力を最大限に発揮させるためのものなのだそうだ。

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イギリス屈指の全寮制の名門小学校「コッツモア・スクール」 / image credit:Geoff Cole / Cottesmore school / CC BY-SA 2.0・AIの力で教育の未来を切り開く名門校
 ロジャーソン校長はAIの可能性を高く評価しており、コッツモア・スクールではAIの導入がどんどん進んでいる。

 たとえば同校は今年、イギリス国内で初めてAIを担当する人材を募集した。だが、このとき求めたのは、AIを管理するだけでなく、スポーツなどさまざまな課外活動にも取り組める人材だった。

 だがそうした条件をすべて満たす人材はそう簡単には見つからない。

 そこで結局、そのポストには「ジェイミー・レイナー」というまた別のAIが就任することになった。

 さらにコッツモア・スクールでは、生徒一人一人にAIが与えられ、それぞれに合った学習を進められるようになっている。

 これは、これからの学生はAIと協力して学ぶ方法を身に付ける必要があるとの教育方針ゆえだ。

 それでもAIが完全に人間の教師にとって代わることはないと、ロジャーソン校長は語る。
私たちは、伝統的な教育の核となる価値観を守りながら、未来に踏み出そうとしています。AIを導入したのは、献身的な教員たちをお払い箱にするためではなく、彼らの力をもっと引き出し、学生ができる限り最高の教育を受けられるようにするためです
References:School Appoints AI Chatbot as "Principal Headteacher" / Cottesmore School Appoints AI Chatbot as Its "Principal Headteacher" | Psychreg / written by hiroching / edited by / parumo



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