東アジア人はヨーロッパ人より多くネアンデルタール人のDNAを持っている。その理由が明らかに (2/4ページ)
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トンヘレンのガロ・ローマン博物館にあるネアンデルタール人の狩猟者の模型 / image credit:Trougnouf (Benoit Brummer) / WIKI commons・中東からヨーロッパへホモ・サピエンスの移住
今回の研究によれば、その理由は「古代中東から農民がやってきたかどうか」の違いであるという。
4万年以上前、狩猟採集生活を営んでいた私たちの祖先、ホモ・サピエンスがアフリカから外の世界に移動したことでネアンデルタール人と出会い、両者の子供が生まれた。
こうして、ホモ・サピエンスの体にはネアンデルタール人の遺伝子が残されることになった。
だが1万年ほど前、再びホモ・サピエンスの移住があった。現在の中東や南西アジアで農業を行っていたホモ・サピエンスがヨーロッパに移り住んだのだ。
この初期の農民は、ネアンデルタール人の遺伝子をほとんど持たなかった。そんな彼らが、ヨーロッパで狩猟採集生活をしていたホモ・サピエンスと交わり、子供を残した。
こうしてヨーロッパ人の体にあったネアンデルタール人の遺伝子は薄まることになる。
一方、東アジアに定住したホモ・サピエンスは、後からやってきた新参者のホモ・サピエンスによって遺伝子が薄められたりはしなかった。
オックスフォード大学の生態・進化学者クラウディオ・キロドラン氏は、「シンプルに説明できます。