15歳からの高専生が強い鉄づくりの技術を競うマテリアルコンテストを新たに開催〜強靭な鉄づくりの原点を体感する〜 (1/7ページ)

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像
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 独立行政法人国立高等専門学校機構 久留米工業高等専門学校(福岡県久留米市、校長:松村 晶 以下「久留米高専」)は、高専マテリアルコンテストを開催します。第1回となる今回のコンテストでは、「鉄の強靭化」をテーマとしています。材料科学を勉強し始めたばかりの若い高専生が、高専が有する豊富な専門実習施設を活用して、衝撃に強い鉄を作ることに挑戦します。今回は、佐世保高専、鈴鹿高専と久留米高専の3高専の学生がチームを組んで競い合います。最終決戦は2024年3月11日、12日に久留米高専で開催を予定していますが、それまでに調査検討の成果の発表なども行います。将来は参加校を増やして、既存のロボットコンテストやプログラミンコンテストに匹敵する全国的な高専生コンテストに成長させていく計画です。

◆コンテストを行う背景

 高専のものづくり教育は充実した実験実習と専門教育の座学に加えて、その技術と知識知見を活用したコンテストにより学生の創造性と技術の向上が図られてきました。高専ロボットコンテストや高専プログラミングコンテストなどはよく知られています。これらに加えて、新たに材料工学と材料科学にフォーカスした高専マテリアルコンテストを始めます。
 第1回となる今回のテーマは「鉄の強靭化」です。人類は、古くから鉄鋼を素材として文明社会を築き上げてきました。現在でも、鉄をはじめとする素材産業は、日本の製造業GDPの約1割を占める重要な基幹産業です。なぜ鉄鋼がそのように広く利用されるかの最大の理由は、鉄に熱を加えたり冷やしたり、さらにはさまざまな加工を施すことで、硬さや伸びやすさなどの力学性質が大きく変わるためです。人類は長い時間をかけて経験的に鉄鋼が持つこの特異な性質に気づいて古くから利用してきました。しかし、その原因が科学的に理解され始めて材料科学が生まれたのは、今から100年にも満たない近年になってからです。
 本コンテストでは、材料科学を勉強し始めたばかりの若い高専生が、高専が有する豊富な専門実習施設を活用して、衝撃に強い鉄を作ることに挑戦します。

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