駐車場に止められる空飛ぶクルマがついにテスト飛行へ (3/5ページ)

カラパイア

明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージであり、諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)やUAM(Urban
Air Mobilty)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされている。
 一方eVTOLではないスイッチブレードは、動力に独自のハイブリッド電気システムを搭載しており、燃料は無鉛ガソリン、つまり一般的な車に使うレギュラーガソリンを使用する。

 そのため特別な燃料はなど不要で、よくあるガソリンスタンドで給油できる。・飛行時の最高速度305km。滑走路が必要で翼と尾翼は折り畳み式
 前述したように残念ながらスイッチブレードには滑走路が必要だ。また飛行には自家用操縦士のライセンスが必要になる。

 ただ翼と尾翼は折り畳み式で車並みにコンパクトにできる(走行用の保護モード)ので、車用ガレージに駐車でき、車とおなじく最寄りの空港まで運転できる。

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image credit:SWNS via Samson Flight

 着いたら飛行モード(所要時間約3分)にして畳んだ翼などを展開したのち、滑走路から飛び立つ。仕様的には走行モードでタイヤが回り、飛行モードではプロペラが回転するそう。

 走行時の最高速度は時速約200km以上。飛行時の最高速度はおよそ時速約305km。最高高度は13,000ft(約4000m)。厳密な燃費は不明だが、時速約257kmで最大約800kmまで飛行可能。
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