駐車場に止められる空飛ぶクルマがついにテスト飛行へ (4/5ページ)
またスイッチブレードには2種類のタイプがあり、パイロットが晴天下で操縦できる18万ドル(約2600万円)のモデルと、さまざまな気象条件下で飛行可能な20万ドル(2900万円)のバージョンがあるそうだ。
いずれも組み立て式なため、車のように着いてすぐ乗れるわけではなく、専門家の組み立てが必要だ。・EV時代に逆行?すでに2300件以上の予約
これからのEV時代を逆行する気がしないでもないが「空飛ぶクルマ」を切望するターゲット、たとえばすでに、軽飛行機を利用している企業やパイロット(またはドライバー)にしてみれば、現状で即扱いやすく所有しやすい乗り物ともいえる。
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それを裏付けるように世界中からの需要はすでにあり、57カ国と米国全州から2300件以上の予約が殺到している。なおスイッチブレードは、米国内外で9件以上の特許を取得・申請中とのことだ。
サムソンスカイのCEOであり、スイッチブレードの設計者でもあるサム・バウスフィールド氏は、この試験飛行は長年の努力と執念のたまものだとし、スイッチブレード量産への意欲を見せている。
見ためもちょっとレトロな感じで頑丈そうなところも良さげ。それでかつ環境にやさしい構造ならいうことなしだが、現実にはここから徐々にシフトしてく流れになるかもしれないな。